【札幌⇔釧路アクセス徹底比較】飛行機・JR・高速バス、夏の直前はどれが一番お得なの?地元民が賢い予約術と注意点を徹底解説!

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「北海道旅行に行こう!」と思ったとき、まず頭に浮かぶのは札幌や小樽、旭川、函館などの札幌近郊の都市なのではないでしょうか?中には「自然が豊かな道東に行きたい!」と考える人もいるかもしれませんが、「札幌から釧路ってすごく遠いし、移動に時間もお金もかかりそう・・・」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?

ちょっとまってください!!

実は、札幌から道東の玄関口「釧路」へのアクセスは、皆さんが思っているよりも時間やお金がかからずに移動できるかもしれません。

この記事では、北海道の釧路在住の私が、令和7年夏の「直前」に札幌から釧路へ「飛行機・JR・高速バス」を使ってアクセスする際の価格と所要時間を、徹底比較・検証していきます!最後まで読めば「北海道旅行で札幌から釧路に行くのもありだね!」と思うかもしれません。

それでは、一緒に検証していきましょう!

札幌⇔釧路の主要な公共交通機関と基本情報

札幌と釧路を結ぶ主要な公共交通機関は、以下の3つになります。

  • 飛行機:JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)の2社が運航しています
    • JAL:札幌市内にある丘珠空港発着。札幌市内からのアクセスが良いのが特徴。
    • ANA:新千歳空港発着。札幌市内からはやや遠いが、空港内の施設は充実。
  • JR(特急列車):札幌駅から釧路駅まで直通の「特急おおぞら」が運行しています。
  • 高速バス:札幌と釧路を結ぶ都市間バスで、「釧路特急ニュースター号」と「スターライト釧路号」が運航しています。昼行便と夜行便があります。

【最重要】夏の直前価格を徹底比較!あなたはどの交通手段を選ぶ?

それでは早速、2025年6月26日時点での、札幌⇔釧路の片道料金と所要時間を各交通手段ごとに詳しく見ていきましょう!

飛行機の片道料金と所要時間を航空会社ごとに徹底比較!

JALとANAそれぞれの公式サイトから令和7年7月~9月までの航空券の片道料金を調べて表にまとめてみました。その結果、航空会社ごとに航空券の価格が大きく異なることがわかりました。

それでは、航空会社ごとの特徴についてまとめてみましょう。

JALの特徴:早割が安い!直前予約は価格が落ちにくい?

JALは、7/1~8/31までの直前予約では14000円~23000円と、ANAと比較して高めの傾向が見られました。これは、丘珠空港が札幌中心部からのアクセスが良いため、ビジネス利用が多く直前でも乗る人がいることから直前価格は下げないのだと考えられます。

しかし直前価格を下げない分、早割の価格は安く設定されており、9/1~の航空券は6600円~と、ANAと比較しても安い傾向が見られました。

もし旅行の日程が早めに決まっているのであれば、JALをチェックするのが良いかもしれません!

ANAの特徴:直前でも安い!激安航空券が見つかるかも?

ANAは、直前予約がJALと比較して安い傾向にあり、特に7/24~7/31は7580円~とJALの半額以下という驚きの価格がみつかりました。これは、ANAが空席率などに応じて価格をフレキシブルに調整する会社である他、新千歳空港が観光利用メインであるため、時期によって空席がでることも関係しているのかもしれません。

急な旅行や出張などで札幌~釧路に移動する際は、まずはANAをチェックするのが良いかもしれません!

平日と土日祝日で価格差が見られない?

最後に気づいた点としては、今回調査した、期間、区間においては平日と土日祝日で価格差が見られませんでした。

一般的に航空券は、週末や祝日に高くなる傾向があると思いますが、

この路線では、曜日による明確な価格差が確認できず、それよりも「いつ予約するか(直前or早め)」「どの航空会社を選ぶか」が価格を大きく左右する要素だと考えられました。

【まだ間に合う】JR特急「おおぞら」は「特急トクだ値14」を活用してお得に乗ろう!

基本運賃トクだ値1トクだ値14トクだ値14
(期間限定)
所要時間
JR特急「おおぞら」10320円9280円7210円4630円約4時間半

JR特急「おおぞら」は、乗り換えなしで札幌駅と釧路を結び、車窓からの景色も楽しむことができる快適な移動手段です。

価格比較の前に、「特急トクだ値」という割引サービスについて説明します。特急トクだ値は、「えきねっと会員限定」+「インターネット予約限定」のお得な割引切符です。特急トクだ値は、搭乗日2週間前までの購入に適用される「特急トクだ値14」と搭乗日の前日までの購入に適用される「特急トクだ値1」の2種類があり、「特急トクだ値14」30~40%の割引率「特急トクだ値1」10~25%の割引率がそれぞれ設定されています。

また、7/6~7/25の期間限定でさらにお得な「特急トクだ値14」が実施され、割引率は脅威の55%、まさかの半額以下で釧路まで乗ることができます!

さて、前置きが長くなりましたが、価格比較表を確認して行きましょう。基本運賃では10320円ですが、夏季限定のトクだ値14を活用することで4630円で釧路へ行くことができます。しかし所要時間は約4時間半かかるため、北海道旅行で札幌と釧路を両方楽しむためには少なくとも3泊4日程度は必要になりそうです。

【お財布の味方】高速バスの価格と所要時間、車内設備を徹底比較

費用を徹底的に抑えたいなら、やはり高速バス。札幌⇔釧路間は「釧路特急ニュースター号」と「スターライト釧路号」の2つが運航しています。それぞれ徹底比較してみましょう!

釧路特急ニュースター号:夜行便あり、ネット割で最安値?

基本運賃事前支払ネット割引所要時間
釧路特急ニュースター号大人6000円5500円4770円5~6時間
小人3000円2750円なし5~6時間
学生5400円5000円なし5~6時間

釧路特急ニュースター号は、ネット割引を活用することで4770円で釧路に行くことができる。ネット割引は、インターネットサイトからクレジットカード払い、d払い、PayPayで決済時に適用される、ネット割引の座席数には限りがあるため早めの予約がおすすめ!ただ、便の変更ができないため、旅行プランが固まっていないなら注意が必要です。

スターライト釧路号:早割あり、混雑状況に合わせて3種類の価格設定

A(金土日祝、お盆)B(月)C(火水木)
大人(基本運賃)6000円5500円5230円
大人(早割運賃)5400円4900円4630円
学生(基本運賃)5600円5100円4830円

スターライト釧路号は、混雑状況に合わせてA、B、Cの3種類の価格が設定されている。Aは金土日祝、お盆などの混雑しやすい時であり、Bは月曜日と混雑状況によっては火水木の可能性もある、Cは混雑しづらい火水木だった。

早割があり、A、B運賃は30日前、C運賃は20日前までに予約することが条件です。また、予約の際はインターネット予約または、窓口での予約が必要であり、電話予約は早割の対象にならない点は注意が必要です。

価格比較をみると大人(早割運賃)のC(火水木)が最も安く4630円であり、ニュースター号よりも安く釧路へ行くことができるようです。

【最安値比較】それぞれの交通手段を比較してみよう!

交通手段片道料金の最安値所要時間の目安
飛行機6600円約45分
JR4630円約4時間半
高速バス4630円約5~6時間

この比較の結果、「飛行機は高い!」というわけでもなく、時期や航空会社を適切に選ぶことで現実的に選択可能な交通手段であることがわかりました。

また、費用を徹底的に抑えるならば、JRと高速バスの活用が有効である等、それぞれの交通手段の魅力を再確認することができました。

【最後に】札幌だけじゃなく、釧路を観光の選択肢に!

今回の「交通手段徹底比較」いかがだったでしょうか?

個人的には、航空会社と時期を選ぶことで、他の交通手段と大差ない価格で、飛行機に乗れるということには、とても驚きました!

皆様も、札幌へ旅行に来た際は、飛行機を活用して、是非道東、釧路へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

このブログでは、皆さんが釧路をはじめとする道東へ行きたくなるように、魅力を発信していきます。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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